設計指導員として、
『若手は褒めて伸ばす!』が私のモットーです!

商品開発部
1992年入社

尾碕 さん

(理工学部 機械工学科 卒業)

PROFILE

これまで産業機械や旋盤の設計、新機種の開発など、さまざまな部署でさまざまな業務を経験してきました。現在は若手社員を対象とした設計指導員を担当しています。指導した若手社員の「国家技能検定、機械プラント製図2級」合格率は100%をキープ。まずは成長の必要性を彼らに自覚してもらうことに注力しています。また『若手は褒めて伸ばす!』そんな教育風土を築きたいと思っています。

Q

学生時代はどのように過ごしていましたか?

正直、学業にはそれほど力を入れていなかったのですが、今思えば、キャリアプランを明確にし、必要な科目をもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。また、大学から一人暮らしを始め、多くのアルバイトを経験しました。あれから30年以上経ちますが、当時のアルバイト仲間とは今でも交流があり、宝だと思っています。

Q

あなたが入社した理由、決め手について聞かせてください。

大学で使用したマシニングセンタのメカニカルでスピーディーな動きに驚き、工作機械に興味を持ちました。そして、リクルーターのOBにオークマの話を聞き、会社訪問することに。雰囲気のよさを体感し、また、当時のスローガン「原点から頂点へ」に感銘を受けました。自宅から通勤できる距離だったことにも縁を感じ、入社を決意しました。

Q

入社前と入社後に感じたギャップなど意外なところを教えてください。

会社の意思決定方式は、トップダウンが一般的なのだろうと考えていました。しかし、入社してみて、オークマはボトムアップ型の会社だと感じました。もちろんトップダウンで方針や指示が伝達されることもありますが、良いアイデアは聞き入れてもらえる環境なので、若手でも積極的に提案すれば、実現の可能性は高いです。

Q

仕事のやりがいについて教えてください。

若手社員が技術的にも人間的にも成長する様子を日々目の当たりにするのは、指導者冥利に尽きます。彼らの発言や行動が変わり、そして、将来の目標が明確になる。なんとか成果を出そうと頑張る姿に、感動すら覚えます。若い人たちと接する機会が多いこともあって、自分自身も気持ちだけは若々しくいられる気がします。

Q

これまでに携わった仕事にまつわる最も印象深いエピソードを教えてください。

オークマでは、入社2年目の設計担当向けに「設計道場」を開設し、私はそこで指導を行っています。当初はその必要性を疑問視する声があり、どう運営していくか思い悩みました。しかし、とにかくやってみて、うまくいったことは継続し、うまくいかなかったことは改善する、それを繰り返す中で、今では多くの賛同を得ています。

Q

あなたが働く上でこの点だけは負けない、こだわっているというポイントを教えてください。

分かりやすく教えることについては、誰にも負けない自信があります。そもそも、人に何かを教えるためには、自分がその内容を完全に理解していなければなりません。そして、準備を徹底した上で、相手のレベルに合わせて説明の仕方を変えます。また、当たり前のことが当たり前にできても、必ず褒めるようにしています。「褒めて伸ばす!」ことをオークマの人づくりイズムとして浸透させるのが、私の目標です。

Q

あなたが想い描いている将来のキャリア像や、今後仕事で実現させたい夢について教えてください。

今後も若手の指導をしていると思いますし、私自身もしたいと思っています。基本的に人が好きなので、この取り組みを途切れさせず、「人づくり」を継続することが使命だと感じています。

Q

部署や会社の雰囲気について教えてください。

会社全体として雰囲気がよく、部署や役職関係なくコミュニケーションがとりやすい環境だと感じています。私も指導中は、些細なことでも気軽に発言や相談ができ、楽しい実習になるよう心がけています。

Q

オークマで働くにあたって「働きやすい」と感じたことや、その理由について教えてください。

会社の立地条件は、意外と大事だと思います。私は満員電車での通勤は絶対に避けたいと思っていたので、今の職場には車で通勤しています。電車の時間に左右されず、自家用車を気兼ねなく使えるのは、非常にありがたいです。また、食堂の昼食がリーズナブルで、家計にもやさしく助かっています。

Q

学生に向けてメッセージをお願いします。

自責の念を込め、早いうちからキャリアプランをイメージし、具体的な目標を設定することをお勧めします。なんとなくでもそれなりに成長はしますが、目標があるかないかで、入社後5年も経つと大きな差が生まれます。自分の人生を豊かにするためにも、目標を明確にし、それに向かって突き進んでほしいです。

オフタイムの過ごし方

休日はもっぱら、ゴルフと旅行です。近場のゴルフ場はもちろん、妻と一緒に旅行も兼ねて、泊まりがけで他県のゴルフ場に出向くこともあります。自然を満喫しながら汗を流すのは気持ちよく、ストレス発散になります。今後も、体力がある限りゴルフは続けたいと思っています。