各部門と連携しつつ、
コンプライアンスを推進し、
企業価値向上に寄与する。

管理本部 法務部
2019年入社

青木 さん

(法学部 法律学科 卒業)

PROFILE

新卒入社で総務部に配属され、株主総会や契約書審査などを幅広く担当しました。その後、法務部に異動し、現在は契約書審査やコンプライアンス推進を行っています。決してデスクワークばかりではなく、事業部門や経営層との密なコミュニケーションを要求される仕事が多いです。

Q

学生時代はどのように過ごしていましたか?

大学のゼミは知的財産がテーマで、特に著作権について学んでいました。幼少期からアニメやゲームが大好きだったので、それらの創作に関わる人が法的にはどのような権利を持っているのか、ということを考えるのは興味深かったです。プライベートでは、友人と一緒にゲームをしたり、カフェ巡りをしたりして過ごしていました。

Q

あなたが入社した理由、決め手について聞かせてください。

オークマとの出会いは学内説明会です。そこで初めて、マザーマシンと呼ばれる工作機械が世界中のものづくりを支えているということを知りました。入社の決め手は、制御装置を自社開発するなど、その技術力の高さに惹かれたからです。選考の過程で会った先輩社員が皆、自身の仕事について楽しそうに語っていたことも後押しとなりました。

Q

入社前と入社後に感じたギャップなど意外なところを教えてください。

120年以上の歴史がある企業なので、保守的で堅い雰囲気なのかな、と思って入社しましたが、まったくそんなことはなく、積極的に新しい挑戦をする同僚に日々刺激を受けています。また、他社からの転職組も多く、多様なバックグラウンドや価値観が受け入れられているのは、オークマのいいところだと感じています。

Q

仕事のやりがいについて教えてください。

知識だけでは法務相談には対応できず、ビジネス感覚や判断力、コミュニケーション能力など、幅広いスキルが求められます。それだけ難しい仕事ではありますが、関わった人から「頑張ってくださいね」と激励の言葉をかけてもらえると、とてもうれしいですし、自分の仕事が会社を(多少なりとも)良くしていると実感できることがやりがいにつながっています。

Q

これまでに携わった仕事にまつわる最も印象深いエピソードを教えてください。

これまでで最も印象深い出来事は、自分が審査を担当した契約で、依頼部門からのヒアリングが不十分だったために、オークマにとって重大なリスクを見落としてしまったことです。オークマにとって不利な条項が見過ごされ、未修正のまま残ってしまっていました。幸い、契約直前に発見し事なきを得ましたが、改めて法務部の存在意義を痛感しました。

Q

あなたが働く上でこの点だけは負けない、こだわっているというポイントを教えてください。

私の強みは忍耐力で、コツコツ努力を積み重ねて目標を達成します。業務で役立つ法律関連の資格も、働きながら勉強時間を捻出し、複数取得しました。また、法務部では、海外のグループ会社と英語でやりとりしたり、英文の契約書をチェックしたりすることがあるので、今後は語学力も鍛えたいと考えています。

Q

あなたが想い描いている将来のキャリア像や、今後仕事で実現させたい夢について教えてください。

今は目の前の課題で精いっぱいで、明確なキャリアプランは描けていませんが、どんな環境の変化があったとしても、オークマのコンプライアンス推進を通じて、社内のさまざまな部門の人たちとのつながりをつくる努力は継続します。「法務部に相談すれば大丈夫」という信頼関係を築くことが重要だと考えています。

Q

一日のおおまかなスケジュールについて教えてください。

08:00|出勤
09:00|メールチェック・ミーティング
12:00|昼食
13:00|コンプライアンス推進活動の資料作成
17:00|退勤

Q

部署や会社の雰囲気について教えてください。

部署の人数は3名と少ないですが、その分距離が近く、何でも気軽に相談できます。よく契約書を見ながら、ああでもない、こうでもない、と3人で話し合っています。困ったときにはお互い助け合う、いい関係が築かれていると思います。

Q

オークマで働くにあたって「働きやすい」と感じたことや、その理由について教えてください。

有給休暇の取得が全社的に奨励されています。上司が率先して取得しているので、私たちも気兼ねなく休めます。また、オークマ独自の休暇として7月に大型連休があり、オフシーズンに旅行を計画できるのはうれしいです。プライベートが充実すれば、その分仕事のパフォーマンスも上がるので、とてもよい制度だと思います。

Q

学生に向けてメッセージをお願いします。

社会人になると、自分の時間を確保するのがなかなか難しいです。勉強、研究、サークル活動、アルバイト、長期の旅行など、学生時代にしかできないことを楽しんでください。それに、学生時代の経験は、社会に出てからも生きることが多いです。ぜひ、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います。

オフタイムの過ごし方

ゲームをしたり、本を読んだりと、基本的には家で過ごすことが多いです。結婚してからは、夫と一緒にごはんやおやつを作ったり、カフェ巡りをしたりと、外出する機会も増えました。また、春から秋にかけては、季節の花々を見るのが好きで、お気に入りのスポットは近所にあるバラ園です。