社長からのメッセージ

オークマもここに来て大きな転機を迎えています

2009年、日本の工作機械の生産額は1982年以来27年間続けてきた世界一の座を中国に明け渡しました。リーマンショックに端を発する金融危機により、特に日本の製造業が大きく低迷したためです。その回復の歩みの中で、日本の工作機械メーカーは大きな岐路に立っています。
オークマの工作機械は、永年にわたって日本国内のシェアはNO.1。これは当社製品への信頼の高さが導き出した結果です。日本の工作機械は世界で最も高い評価を得ており、世界のものづくりの発展に寄与していることは間違いありません。特に品質と性能面で他国を寄せ付けず、とりわけオークマはその高い技術力と開発力、そして生産性への貢献度が高く評価されています。今こそ当社の強みを改めて見つめ直し、世界に誇る当社だけのオンリーワン技術、オンリーワン製品をさらに強化していく考えです。
今後、我々のマーケットは一層グローバルな視野で考えていかなければなりません。現在急速な発展を遂げる中国をはじめ、東南アジア諸国、インド、ブラジルなどの新興国には大きなニーズがあります。オークマはそれらの国々の産業発展のため、今までに蓄積された経験と技術で、ものづくりに貢献していきます。

グローバル70を掲げ、さらなる世界進出を図ります

オークマの強みはなんといっても「トータルレスポンシビリティ」。言い換えれば、総合一貫責任。すなわち、機械・電子技術にソフトウェア技術を融合することで高付加価値マシンを提供できることであり、また現場に最適な機械と加工の提案、アフターフォローの徹底、最新技術の提案等、お客様の視点に立った的確な対応が可能であることです。これら当社の強みを国内のみならずもっと世界に、とりわけ中国をはじめとする新興国にアピールし、浸透していくことが今後のオークマの成長の源泉です。
そこでオークマは2011年より「グローバル70」という指標を掲げました。この70という数字は、海外への輸出比率を70%以上にするというものです。具体的には中国および台湾の製造拠点や海外でのサービス・販売拠点を更に充実させ、新興国の顧客拡大を図っていきます。この「グローバル70」を実現するために、新技術開発はもちろんのこと、低コスト、高効率をキーワードとした生産体制の再構築を行い、高機能・高性能なものづくりへのこだわりを持ち続けていきます。
「日本で作って世界で勝つ」をスローガンとして国内の生産効率を劇的に向上させていきます。また、超円高を逆に生かした海外生産・海外調達の拡大を図るなど、あらゆる戦略を遂行し、「トータルレスポンシビリティのオークマ」として成長し続けます。

真摯でチャレンジ精神旺盛な人の入社に期待しています。

学生諸君は次代のオークマを担っていただく貴重な人たちです。失敗を恐れず勇気ある挑戦ができる人、挫折を乗り越えられる人、集中して物事に取り組める人、色々なことに興味を持って人生を楽しめる人、こういう人達が理想の人材です。当社の社員は真面目で真摯、まさに「実直」です。そのひたむきな姿勢からオークマの技術が生まれ続けると確信しています。オークマで自分の可能性を試してみたいと思う方をお待ちしています。

社長プロフィール